国際部

国際部とは

 

アニメーション、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー、スポーツ等、様々なジャンルの番組を世界のテレビ局やビデオ会社等に供給しています。
40年に及ぶ海外への番組販売の実績と経験を生かし、それぞれの国のニーズに合った番組の供給や多角的なライツ展開を行う「権利ビジネス」のパイオニアとして、海外マーケットの拡大、日本製コンテンツのグローバル化を目指しています。

 

海外番組販売

アニメーション

FCCは'70年代から日本の良質コンテンツであるアニメーションを世界各国に積極的に紹介してきました。当初、子供向けコンテンツと捉えられていたアニメは、'90年代からは日本文化の一端という評価も得て、マニアだけではなく、大人の視聴者も含み、爆発的な勢いで世界中に広まりました。その中で、 FCCは’90年代の大ヒット作品「幽遊白書」を全世界において、テレビ放送、DVD発売からフィギュア、トレーディングード、ゲーム等を中心とした商品化まで展開し、海外でも成功を収めました。一方、コンテンツ獲得のため作品の製作委員会に参画し、海外への番組販売権の獲得に努め、フジテレビ放送作品だけでなく他局放送作品も扱っています。2008年には大人も楽しめるオリジナルアニメシリーズ「クリスタルブレイズ」の製作に参加し、海外でのリメイクも視野に入れた新たな展開を目指しています。FCCは今後も世界各国に、良質なアニメを、長年培った情報網、顧客との信頼関係、営業力を軸に、力強く発信していきます!
※国際部が海外販売しているアニメ作品の一例
「幽遊白書」
Original comics: ©Yoshihiro Togashi 1990-1994 TV animation series: ©Pierrot/Shueisha
「クリスタル ブレイズ」
©GMPC
「モノノ怪」
©mononoke committee
「GTO」
Based on the comic "GTO" by Tohru Fujisawa originally serialized in the WEEKLY SHONEN MAGAZINE published by Kodansha Ltd. ©Tohru Fujisawa/KODANSHA・FUJI TV・Aniplex Inc.・PIERROT
「英國戀物語エマ」
©KM・eb!/EPC
「銀河鉄道物語」
©Leiji Matsumoto/PLANET INC.&Partnership

ドラマ

フジテレビやフジテレビ系列局で放送されるドラマやバラエティ番組はFCCの海外番組販売によってアジア、北中南米、中東、オセアニア、アフリカ等、全世界のテレビ局で放送されています。

・アジアのマーケットは?
約20ヵ国と地域に住む30億人以上の視聴者に向け、FCCが販売するドラマやバラエティ番組が365日間休むことなく、アジアの各地で放送されています。アジア中のお茶の間に『愛と感動と涙・・・そして笑い!』をHDカメラによる高画質映像で、休むことなく届け続けるのが我々の使命です。

アジアの主な販売地域:
東アジア:台湾、香港、韓国、中国、モンゴル東南アジア:インドネシア、シンガポール、カンボジア、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス南アジア:インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブ

・海外番組販売のお仕事は?
海外に番組販売するだけではFCCでは一人前とは言えません!我々のコンテンツが放送される各地の視聴者の嗜好、視聴習慣等を常にリサーチしています。

コンテンツの特色を生かした効果的な宣伝展開案を各地の放送局に提供する事により『1リットルの涙』や『白い巨塔』のように、アジア各国で社会現象を巻き起こすまでの大ヒット作品が生まれました。魅力的なコンテンツと的確なマーケティング力は各国のテレビ局からの信頼も高く、台湾では毎週月~金曜日の固定枠「フジアワー」(フジテレビ系のドラマのみを放送する放送枠)、中国、マレーシア、シンガポール、タイ等でもFCCが販売するドラマのみを放送する固定枠や販売枠が設けられ、その信頼の高さを証明しています。

・アジア以外のマーケットは?
斬新な内容と独特な企画力によって制作されたフジテレビやフジテレビ系列局で放送されるバラエティ番組の販売促進を中心に行っています。これらのコンテンツは欧米でも高い評価を受けており、現在ではアメリカで最も有名な料理番組として認知されるようになった『料理の鉄人』は100を超える関連商品が現地で販売される程の人気となりました。また、これまで日本の番組があまり放送されてこなかったアフリカ、中東、インド、南米といった地域も含めた、ほぼ全世界で放送された『バイキング』は、その規格外の巨大セットが世界中のテレビマン達を震撼させました。

今、FCCの販売するコンテンツが世界のお茶の間をも席巻し始めております。欧米のテレビマン達でも発想のつかなかった、高い企画力、番組構成力が FCCの販売する番組にはあります!アジアの次は世界だ!サンプル映像とカタログを小脇に抱えて、今日も我々は世界のマーケットに海外番組販売の旅に出かけます。

フォーマットセールス

・フォーマットセールスとは?
テレビ番組そのものではなく、文字通り<番組のフォーマット>を販売することです。バラエティ番組のコンセプト、構成、セットのデザイン、ゲームのルールや進行・演出上のノウハウ、音楽(S/E)や映像クリップ等の使用権をパッケージ化して海外のテレビ局や制作会社等へ販売します。現地では販売先がそのフォーマットを元に自国のタレントを使う等アレンジし、新たに現地版の番組を制作します。アイデアや演出方法を細かく規定した「制作バイブル」と呼ばれる仕様書を販売先へ渡し、時には制作指導の為に現地へ赴く等、元のフォーマットをベースにしながら、各国の特色を生かした現地版ヒット番組が生まれるよう販売後も細かなケアが要求されます。また、現地版番組の第三国への海外番販や、現地版番組から派生した商品化やイベント展開等、二次利用、三次利用も進んでおり、新しい形式でのコンテンツマルチユースへの広がりを見せています。

・日本の貴重なアイデアの需要は?
2000年前後から、特にイギリスやオランダ発のフォーマットが世界の様々な国に輸出され現地版の番組が制作されてきましたが、欧米各国間での似通ったフォーマットの取引きで視聴者に”飽き”が出てきたこともあり、独自のテレビ文化を持ち、他国に類を見ない新鮮な番組の宝庫である日本生まれのフォーマットに注目が集まっています。
日本アニメは今や世界に通用するコンテンツに成長しましたが、ドラマやバラエティ番組の様に既に完成した番組には話数や権利処理等の制限があります。しかし優れた番組のフォーマットを現地版として番組にするのに制限はありません。更に、現在放送されている番組だけではありません、日本で放送が終了した番組でも、フォーマットセールスで現地版が制作されることによって海外で再び輝きを取り戻しています。

アメリカにおいて4年間で130本以上放送され続けている「料理の鉄人アメリカ版」や、世界20ヶ国以上で放送がされている「脳カベ(とんねるずのみなさんのおかげでした)」等を中心に、フジテレビのバラエティ番組が現地のテイストに生まれ変わって、世界中の視聴者に笑いや感動を届けていきます。

Iron Chef America
脳カベ スペイン版
トリビア タイ版
バイキング 韓国版
ヘキサゴン 韓国版
トリビア フランス版
 

海外コンベンションへの参加・出展

急速に変化する世界のコンテンツマーケットの流れを掴み、情報をいち早く入手する為に、世界各地で開かれる海外のコンベンションに年数回、参加・出展しています。
こうしたコンベンションでは洋の東西、また、コンテンツのジャンルを問わずテレビ局・制作会社・配給会社とコンテンツの売買や共同制作、商品化等の商談が昼夜にわたり行われます。

・MIPTV(4月)、MIPCOM(10月)
フランス、カンヌで年2回開催される世界最大のTV祭。毎回世界110カ国以上 4,500社程から総勢1万3千人を超える参加者があり、普段メールや電話のみでのやりとりとなる海外クライアントとも直接商談を行います。

・上海電視祭(6月)、韓国BCWW(8月)
毎年アジアで開催されるテレビ番組の見本市にも出展参加をしています。アジア地域とは言え、20以上の多種多様な国々に対してフジテレビの良質なコンテンツを積極的に紹介しています。

その他、NATPE(1月ラスベガス)、商品化をターゲットにしたライセンシング見本市となるLicensing Show (6月アメリカ)、またAnimeExpo、COMICON (7月 アメリカカリフォルニア州)等各地で行なわれるアニメ・フェスティバル等にも参加しています。

国際部のこれから

今後、日本を取り巻く世界のメディア・映像産業界は、インターネットやモバイル等の通信業界も巻き込み急速に変貌を遂げて行きます。多メディア、多チャンネル化、ボーダレス化が進む海外市場において、近年“映像”“音楽”“出版”“ゲーム”“キャラクター商品”“番組フォーマット”等、様々な日本製コンテンツが人気を呼び、多くの日本人アーティストも世界進出を果たしています。 FCC国際部は“良質な日本製コンテンツの海外マルチメディア展開によるグローバル・コミュニケーションの実現”という理念の下、従来以上に積極的に世界市場における多角的な権利ビジネス展開を行い、国際社会への貢献を目指します。